ボロネーゼ

コラム

ボロネーゼには懐かしさを感じる

たぶんミートソースのせいだろう。
家庭パスタの定番、学校給食の人気メニュー。
そもそも同じ料理なん?
別もんなん?

ボロネーゼの由来や歴史

ボロネーゼは『ラグー・アッラ・ボロネーゼ』の略。
日本語に訳すと『ボロネーゼ地方の煮込み料理』。
食の都とも呼ばれるイタリア北部ボローニャ地方の
肉や野菜をワインで贅沢に煮込んだパスタが起源らしい。

ミートソースという超人気料理

ところが日本には『ミートソース』という名のパスタが存在する。
明治時代~大正時代にかけて西洋料理の文化が日本にやってきたころ
『ミートソース』もまた海を越え日本にパスタ文化をもたらした、と。

ボローニャ地方の美味しいパスタが世界を巡り

大西洋を渡り、アメリカ大陸を越え、太平洋を渡り、日本にやってきた。
みたいな壮大なロマンがあるのかも。
僕が子どもの頃は『ミートソース』と呼ばれていたのだが
いつしか『ボロネーゼ』とも呼ばれるようになって。
ちょっとややこしくなったのかな。

例え本場の『ボロネーゼ』が日本に渡り『ミートソース』なったとしても、
似て非なる料理と思われたとしても、
ま、お堅いことはいいんじゃないですか?

美味しいことは正義ですから

ということで僕はボロネーゼとミートソースを大切に育んでいきたいな、と。

だから日本のボロネーゼはまだまだ進化します。

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